今の状況を変えたい方へ

あなたは、問題の山に
闇雲に体当たりしてはいませんか？

『答え』の鍵を手にしていても手当たり次第
鍵穴に差し込んで扉が開くわけではありません。

問題には、２つの性質があります。

それぞれに合った『解決方法』を
選択することが必要なのです。

１つは、『変えられない問題』

たとえば、生死。

この世に産声をあげたからには
いつか『終わり』を迎える時がきます。

また、生まれたからには
現在に至るまでの生い立ちなども
書きかえることはできません。

『変えられない問題』の解決法。

それは、《受け入れる》

ただ受け入れるしかないこともあります。

もう１つは、『変えられる問題』

このタイプの問題は、自分次第で
自由に変えていくことができます。

私たちが人生の中で直面する問題は
ほとんどがこの性質のもの。

しかし、本来『変えられる問題』を
『変えられない問題』と誤って認識してしまい
ストレスの状況を《受け入れてしまっている》場合があります。

それは、状況を変える《主導権》を放棄することを意味するので
苦しい時間がいたずらに延びてしまうでしょう。

『変えられる問題』を『変えられない問題』と錯覚してしまうは
背景には心理的なことが大きく関係しています。

感情は、思考によって生まれます。

ネガティブな思考を続けていたら
ネガティブな気分になってしまいます。

『ネガティブな思考』と『ネガティブな感情』が
掛け合わさることで、見るものすべてが《ネガティブ》に汚染され…


「この問題は、自分では解決することはできない」


強いストレスが『変えられる問題』を
『変えられない問題』と誤認させます。

さらに《問題解決の意欲》さえも奪ってしまうでしょう。